「個人の尊厳」に基づく位置付けが重要

市障害者差別解消条例策定検討委

　鶴岡市は障害者差別解消推進条例（仮称）の策定を進めるとし、８月27日に第１回条例策定検討委員会が開催されました。

　検討委員のメンバーは27人で、学識経験者として東北公益大教授や医師会等、関係行政機関として県立こころの医療センターや養護学校等、当事者団体や障害福祉サービス利用者、権利擁護関係者として県弁護士会等の代表者等で構成されています。

　条例案の協議では、委員からは条例前文への憲法の理念「個人の尊厳」に基づく位置づけの重要性や、障害者差別の禁止に関して合理的配慮については差別解消法の目玉であり記述すべきとの意見や、作られた条例が当事者に伝わるものにしてゆく事が大切との意見もありました。

　市当局では、委員より今回出された意見を検討して改めて提案するとともに、仮称としている条例の名称についても次回検討委員会で改めて意見を聴取することしました。

　委員会には、報道機関と合わせて菅井巌市議と長谷川剛市議が傍聴しました。