参院選公示

市民と野党の共同で勝利を

はが選挙区候補、紙比例候補が第一声

　４日、第25回参議院議員選挙が公示されました。

　山形選挙区では、共産・立憲民主・国民民主・社民・新社会の５党が推薦する無所属のはが道也候補が、山形市の山形グランドホテルで出陣式に臨み第一声を上げました。

　日本共産党は、比例代表で７人の当選をめざし北海道・東北の力で紙智子候補の必勝を目指します。

■はが候補決起集会に５５０人
　
　２日、はが道也決起集会が東京第一ホテル鶴岡で開催され、５５０人が参加しました。

　はが候補は「65歳まで真面目に働いたら老後の心配のない国にする、それが政治じゃないですか」などと訴え、会場から大きな声援を受けました。

　共産党市議団から加藤、山田、長谷川の３市議も参加し、来賓として紹介されました。

■７月２日の決起集会での、はが道也氏の訴えから（文責：編集部）

　あの地震被害のあつみ温泉が再開したことはうれしいニュースだった。

　誘客のために７月中は１泊１人あたり３０００円の補助を出すことなど、良くなる方向で考えてくれることが大切だ。

　温海の自治会長は30年来の友人だが、地震の時は一睡もせず、２晩目も寝ないで頑張っていた。

　３晩目は寝てくれよと言ったが２時間しか寝ていないと言っていた。

　懸命に復興のために頑張っている。

　３月１日に立候補を表明した。

　現職与党が強いことは分かっている。

　アナウンサーだから名前が知られていると言っても、打ち破ることは出来ない。

　でも、今の政治がおかしい、何とかさんなね、という気持ちで立候補を表明した。

　ここにきて、やっぱり挑んで良かったという思いを強くしている。

　６５歳から年金が足りない、２千万円用意しろ、こんなことで良いのか。

　この問題は都合が悪い、都合が悪いから報告を受け取らない、受け取らないから問題はなかったんだ、ない問題は国会で審議しない、選挙に都合の悪いことは選挙前に隠そうということですね。

　６５歳まで真面目に働いたら老後の心配のない国にする、それが政治じゃないですか。

　当たり前の政治がなされていない、それだけで今の政治はアウトだと思う。

　それでも今の政治はストップしない。なぜか。多くの皆さんは今の政治にあきれて、諦めているからだ。

　諦めている人が戻ってきて、やはり今の政治はオカシイと１票を投じてくれない限りこの政権は変わらない。

　この夏の選挙で、諦めない１票を広く、多くの県民に呼びかけ訴えていきたい。

　山形のインフラはどうですか。中央に太いパイプがあった保守王国では決して良くなっていない。庄内の高速道路は新潟とも秋田ともつながっていない。内陸は秋田ともつながっていない。県民は怒らなければならない。

　衆議院も参議院も与党が３分の２の議席を持っている。いつでも戦争の出来る国に変えられる。安倍総理の自衛隊を書き加えるだけだという、その先に何があるか。皆さんも見えていると思う。

　参議院だけでも与野党伯仲で、まともな議論が返ってくる、そういう国会をつくろうではないか。

　若者の４割が非正規労働者でよいのか。こんな国で良いのか。なんとかせねばね。若者がきちんと仕事が出来て結婚もできる、まともな社会を取り戻していく、そのためのたたかいに皆さんのお力をお貸し下さい。

　私の大好きな落合恵子さんの言葉「人のやさしさを集めて、社会をより良くするために、みんなでたたかって行きましょう。」

　ぜひお力をお貸し下さい。