鶴岡市戦没者追悼式が４月24日、荘内神社参集殿において行われ、鶴岡市長を始め多くの市民と団体が参列し戦没者に献花を捧げました。■「体験者から話を聞けるのは私達が最後。語り継ぎたい」
鶴岡第一中学校の本間大煌さんが「平和へのメッセージ」を読み上げました。
本間さんは「戦争は過去に起こった事でくらしのなかで忘れてしまうものでしたが、今は違います。
戦争を二度と繰り返してはならない悲劇として語り継いでいくことは私達の使命だと思っています。
そう思うようになったのは沖縄修学旅行の学習がきっかけです。戦争を体験された方々に実際にお会いして話を聞くことができるのは私達が最後だと思います。
貴重な体験を次の世代に語り継ぎ、二度と戦争がおこならいようにしていきます。」と沖縄修学旅行での体験を踏まえ、平和への決意を語りました。
■「安倍総理始め戦争の悲惨さを知らない人が８割以上」
遺族会連合会副会長の榎本肇氏は、「平成最後の追悼式になった。安倍総理を始めとする先の戦争の悲惨さを知らない人が８割以上いる今日、遺族会として憲法９条を守り、孫、曾孫達に二度としないことを語り繋いでいく活動をしていきたい」と謝辞をのべました。
追悼式には、加藤鉱一、菅井巌、坂本昌栄、長谷川剛、山田守各市議が参列しました。
