駅前に複合型マンション建設へ

まちなか居住拠点整備事業『旧ジャスコ跡地の活用』説明会

現在は更地になっている鶴岡駅前の旧ジャスコ跡地。 複合型マンションの建設が計画されている。 （２４日、長谷川剛市議撮影）

　「まちなか居住拠点整備事業『旧ジャスコ跡地の活用』説明会」が22日開かれ、鶴岡駅前の旧ジャスコ跡地（敷地面積約２９００㎡、約８７０坪）の活用について市当局から説明がありました。

　旧ジャスコ跡地は、駅前再開発として１９８５年３月にジャスコ鶴岡店が開店。２００５年３月閉店となり、現在は更地となっています。

　２０１６年に駅前商店街振興組合が、住民・企業などを対象にアンケート調査を行ったところ、複合商業施設を求める意見が多い一方で、居住地として一定程度の需要があることがわかりました。

　その後、市でも工業団地の従業員とサイエンスパークなどの企業に、駅前のマンション需要に関するアンケートを実施し、一定の需要があることがわかりました。

　これらを踏まえ、低層階（１～２階）を店舗・事業所とし、中層階以上を居住として、市内の民間事業者へ「条件付き公募型土地売却」で開発を進める方針を決めました。

　また、駅前の立地、工業団地への利便性を活かした商業機能、居住環境を複合的に整備することなどを提案しました。

　計画では５～６月に事業者公募、７～８月に事業者選定などを行い、令和２年10月から建築工事を目指すとしています。

　地元の参加者からは、「スライドだけで手元に資料が全くなく頭に入らない。説明不足ではないか」という声が出されました。

　これに対し担当者は、「皆さんから意見を聞きながら事業をすすめていきたい。お詫びする」と答えました。

　長谷川剛市議が参加しました。