鶴岡市の0歳児数過去最低

若者の非正規雇用と貧困で結婚・子育て困難に

新つるおか2019年04月14日No.214









 鶴岡市の昨年度出生の0歳児は712人となり、1昨年の出生数735人から22人、現在の1歳児756人から44人減って、過去最低の数字となっています。

 地域別でみると、1歳児と比べ鶴岡は2人増に対し、藤島▲13人、羽黒▲11人、櫛引▲20人など旧町村の出生数が大きく減少しています。

 子育て支援を充実している三川町でも▲23人で54人となり、急激な少子化が進んでいます。

大企業優先の自民党政治の破綻明らか

 少子化の要因は明確で、若者の非正規雇用と貧困化、中小企業と地域農業の破壊などで、結婚して子育てが困難な社会を創り出したことにあります。

 これまでの大企業・財界優先の自民党政治が破綻していることは明らかです。

 さらに平成大合併が誤った選択であったことも、この数字から明らかです。

 皆川治市長は2019年度、鶴岡市第2次総合計画の初年度として、「ほんとうの豊かさを追求する みんなが暮らしやすい 創造と伝統のまち 鶴岡」を「めざす都市像」に掲げ、「未来創造のプロジェクト」で「若者・子育て応援」や、「地域まちづくり未来基金」を活用した「地域まちづくり未来事業」などで少子化対策と地域活性化に力を入れます。


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