岩手県陸前高田市は７年７ヶ月前の東日本大震災で甚大な津波被害を受けた場所です。
被災地の現状と実態について、陸前高田市の藤倉泰治市議から案内を受けました。
災害公営住宅の最上階に上がり、眼下に津波を受けた市街地を一望。津波で押し流された人家や車など、がれきだらけの光景が今では周辺部の山から運んだ土で、高さ11ｍの盛土をした造成地となっていました。
「アバッセたかた」等の商業施設や、併設して公立図書館も建ち、周辺部の高台には市民の新しい住宅団地が造成されています。
「高齢者にとっての高台移住は、交通の便が課題となっている」との話。市民の要望であった県立病院も高台に再建の上で再開され、地域医療を支えています。
今後は小学校や市役所も新たに建設されると聞きました。
「がんばっぺし」を合言葉に、いまも陸前高田の市民が復興にがんばっていました。
震災当時に庄内産直センターで仲間と一緒に、米などの支援物資を携え被災地支援を行っていた菅井巌市議は
５年ぶりの訪問となり、「被災地を忘れない、忘れていけないことだと実感した。災害復興の教訓を学ぶ事ができました」との感想を述べていました。
藤倉泰治陸前高田市議から復興工事状況の説明を受ける日本共産党市議団
