ドクター本田の社会保障切り捨て日本への処方せん

鶴岡田川社保協が情勢学習講演会を開催

　社会保障制度を良くする鶴岡・田川の会主催「ドクター本田の社会保障切り捨て日本への処方せん」情勢学習講演会が24日出羽庄内国際村ホールにて行われました。

　本田宏氏が外科医引退を決意した理由は、明治維新以来続く経済最優先の日本政治を国民第一の民主主義（デモクラシ―）に変えなければ、改憲・医療・社会保障崩壊にストップをかけることは不可能と悟ったから。メディアは忖度の上で情報誘導がされ、医師不足の本質を伝えず、医療費の増大だけが煽られ報道される。日本では保険料を負担した上で医療費までも負担しているが、社会保障を充実させようとすると財源が不足していると騒ぎ、リニア新幹線建設やオリンピックそして防衛費についてはお金を使う。これは明治維新から続く収奪・盗賊政治であり国民性が招いているものである。日本の教育は「考えられない人間を生み出す」社会だけではなく国家にとって都合のよい人間を再生産できるシステムとなっている。自分の力で真理を探究し自分の考えで物事を判断、真実を自分の目で確かめ、人生を楽しむために政治を考えてほしい。選挙に行き投票する人を増やし、政治を変えるしかないと訴えていました。

　菅井巌・山田守・長谷川剛・坂本昌栄市議が参加しました。