死亡事故多発、高齢者が犠牲に

鶴岡市交通安全対策会議

　平成30年度鶴岡市交通安全対策会議が22日開かれ、29年度の交通安全事業の実施状況と30年度の実施計画について協議されました。

　道路交通の安全について、平成28年は、死者３人、負傷者７２３人でしたが、29年は死者７人、負傷者６８１人となり、死亡事故が多発しているとの報告がありました。

　このうち、高齢者が犠牲になるケースが圧倒的であり、車の進行方向右側からの横断者を見落とすケースが多数となっています。

　30年度の実施計画では、前年に死亡事故が発生した場所をはじめ一時停止規制が９ヵ所、横断歩道が８ヵ所に新設されます。

　鶴岡警察署からは、「昨年は、横断歩道での歩行者通行妨害の取り締まり（横断歩行者等妨害等違反）を強化した。取り締まりを受けたドライバーのなかには違反を認識していない人もいた」ことを紹介し、引き続き取り締まりの強化と交通安全に努めたいと話しました。

　菅井巌、長谷川剛市議が傍聴参加しました。