離農者１００人以上と深刻

第２回市総合計画審産業専門委

　鶴岡市総合計画審議会第２回産業専門委員会が、５月30日開かれました。

　平成31年から40年までの10年間の計画となる第２次鶴岡市総合計画（案）のうち産業分野について、市当局より、「これからの10年で鶴岡市のまちづくりに重視したい着眼点」について説明があり、着眼点に対する施策の方向性について協議しました。

　委員からは、「２０４０年には、鶴岡の人口も減少し、どの産業でも人手不足が深刻になると聞いている。農業分野でも新規就農者はわずかであり、離農者が１００人以上と人手不足が深刻だ」。「生産組合が機能していたときはみんなで地域の課題解決をしていたが、高齢化と若者が市内に移り困難になっている。若者を定着させることも優先課題では」といった意見が出されました。

　また、観光面での交流人口を増やすことを目指すと共に、「現場の人が戸を出し合い、それを吸い上げる仕組みをつくり、地域の人を巻き込んだ観光振興とバスなどの二次交通の整備を」といった意見が出されました。

　長谷川剛市議が傍聴出席しました。