鶴岡市社会福祉協議会(主管)と鶴岡市、鶴岡市遺族連合会の主催による鶴岡市戦没者追悼式が24日、荘内神社参集殿で行われ、多数の遺族が参列し平和を誓い合いました。

　温海中学校３年の安達真帆さんが「平和へのメッセージ」を読み上げ、曾祖父が大阪で軍需工場の工場長をしていたこと、空襲で五十川の田川炭鉱に異動を命じられ、子ども２人を連れて疎開したこと、五十川で新しく子ども２人が生まれ、それが自分の祖母であること、祖母の姉（長女）は結核で亡くなり、その弟は栄養不足だったこと、戦争での苦労は思い出すのも辛くて誰にも話したことがなかったことなどを聞き、「戦争は誰も幸せにしない、辛いだけのものだと思う」と語り、「平和な今の生活を大事にしていこう」と決意を述べました。

　追悼式には加藤鉱一、菅井巌、山田守、坂本昌栄、長谷川剛議員も出席しました。