かたくり温泉ぼんぼ

入館者6万人達成

新つるおか2018年04月22日No.2091


 入館者の減少を理由に、平成28年度末に一旦廃止が決まっていた旧朝日村・熊出の「かたくり温泉ぼんぼ」ですが、地域住民の「地域の交流と健康増進の為の大切なぼんぼをなくさないで!」と存続を求める声が高まり、その熱意が市に届き、存続が決定、平成29年度からは水光熱費の実費相当分は市が補助、運営は地域住民で構成する「かたくり温泉ぼんぼ」管理運営組合が運営してきました。

 市に将来に渡って存在価値を認めさせる為にも、又地域の福祉と活性化の貢献する為にも「1年間入館者6万人を目指そう」と輪投道場やヨーガ教室、グラウンドゴルフ大会、ストレッチ教室、健康講話等健康イベントの開催、伝統食試食会、演芸ショー等楽しい交流のイベントを多数企画、また休館日は月1日、営業時間の延長、売店の充実、東北コープとの事業連携、様々な入浴料割引制度の導入等、管理運営組合理事会・従業員一同心を一つに知恵と工夫を凝らし利用者増に努力してきました。

 組合理事会も従業員も新人ばかりで、接客や温泉施設運営には全く素人、「地下水が上がってこない」「お湯がぬるくなった」等次々と発生するトラブルに振り回され、手探りの毎日でしたが、色んな方のご支援で一つ一つ乗り越え、平成30年3月30日に目標であった入館者6万人を達成することができました。

 「ぼんぼで人と交流するのが何よりの楽しみだ」と笑顔になられる高齢者、「ここのお湯で子どものアトピーが治った」と通ってこられるご家族、また雇用や商売の面でも地元の経済発展にも貢献している「ぼんぼ」です。

 こんご共応援よろしくお願いいたします。

(かたくり温泉ぼんぼ管理運営組合事務局次長 高橋裕子)


フロント脇に掲げられた「ありがとう 6万人達成」の垂れ幕


JCP鶴岡地区委員会HPへ