山形県の被害額は、道路や河川など公共土木施設で５８１億円、農林水産分野で80億円で、被害額の７日時点での推計は、およそ６６０億円に上り、過去最悪になったことが明らかになりました。
鶴岡市は、被害の迅速な復旧及び被災者への支援を行うため、９日付けで一般会計補正予算の専決処分を行いました。
専決処分補正額は３億７２８３万１千円です。
災害一時扶助事業26万円は、住家が床上浸水の被害を受けた世帯に、災害見舞金１世帯当たり２万円を給付。
罹災証明書により判断し、鶴岡３戸、藤島８戸、羽黒２戸の計13世帯です。
被災住宅復旧支援事業４４０６万４千円は、災害救助法による応急修理で、補助金額は上限額が床上浸水10㌢以上71万７千円（10戸）、同10㌢未満34万８千円（３戸）、
家屋修繕等支援事業補助金は、上限額45万円（床上浸水13戸、床下浸水94戸）、
生活家電購入支援事業補助金は、洗濯機や冷蔵庫、テレビに各６万円（10戸）です。
落雷で破損した藤島体育館トレーニングルームのトレッドミル（ランニングマシン）２台の更新１９６万円。
藤島農村環境改善センターの法面一部が崩落し、復旧修繕84万７千円（写真）。
農地農業用施設災害復旧事業１億１０５０万円、林業施設災害復旧事業９７７５万円、都市公園施設災害復旧事業２４５万円、市単独災害復旧事業８５００万円、湯殿山スキー場ゲレンデ復旧工事３０００万円、他に「農業制度資金利子補給事業」で、県と協調し利子補給します。
