きびちょ

国民の意思表示は

　先日、役場を卒業した者の集まりがあった。つまりは、地域にお住いの皆さんの税金から給料を頂き、年金で暮らしている人たちの総会が、ぽっぽの湯であったのです。

▲年金を貰っている者の集まりのはずが、退職しても年金を貰っていない人が何人もいたんでした。この会で一緒に飲む事に問題はないんだがサ。そう、今は定年になって退職しても、年金が貰えないんだワ、長い人で５年もなんだってヨ。

▲60歳定年で年金額は決まる。何故か？定年だから役職も無くなり、給料はグッと下がるんだ。長い人で５年も年金を掛け続けても下がった給料で年金を計算したら、年金額は減る事になるからだ。

▲ま～年金が貰えないんだから貰える年齢まで同じ職場で給料が貰えるのは良い事としても、新陳代謝の為と、国民の反対を押し切って決めた定年制。新陳代謝は進まない事に。

▲定年になっても当然今の職場に居ると考える人事担当。定年になったら新しい仕事をと考えていた定年者。辞められると困る、言われた話もあったとか。

▲しかし、変な制度だヨ。ベテランを無理に安く使うんだから。現役の労働者は何も抵抗はしていないみたい。だったら、国のやり方にＯＫを与えている事になるんだ。だから、決まった年金額。貰わないうちからマクロスライドで年金額は減っているんじゃないの？

▲全国民的な問題だからこんな時、ヨーロッパじゃストライキがあったでしょ。日本には音頭をとる労働組合はないしネ～。（石川）