きびちょ

殺傷兵器の輸出解禁

　戦争放棄の国が戦闘機を売るというんだ。

「チョットだけ　反対見せて　付いて行く」

　これがご存じ、平和の党を標榜する公明党の姿です。これで大臣の椅子一つ掴めるんですからネ。安倍総理の集団的自衛権の時にも、苦渋の決断と言っては平和憲法に傷をつけ、戦争に近づく事だった記憶がある。

▲自民党にしてみれば、国の方向を単独で決めたことにはならず、体裁がよい。そんな重大な事に手を貸してくれるから大臣の椅子一つは安い物。公明にすれば、さも自分らの意見が大事な事の決定を左右したかに見せる姿。戦闘機輸出を閣議決定で決める。それは許されない。

▲「条件付き」？　穴が開いてしまえばそんな条件はいつでも吹っ飛ばされる。武器輸出３原則を防衛装備移転３原則と変えて、それを承知で、何が平和の党ですか。

▲２度と戦争はしないと世界に約束をした日本の憲法では、持つことが出来ない長距離弾頭弾・トマホークを爆買いしたと思っていたら、戦闘機を作ってそれを売り出すというんだ。憲法９条では、出来ないことです。当然、殺傷兵器の輸出は出来なくて困っていたのに、助け舟をだしたんだよ・公明党は。日本をどういう国にしたいんだい・この党は。党の綱領に平和は、どう書いてあるんだ？

▲いよいよ資本主義も行き詰まって、兵器を売らなければ金儲けができなくなったんだか。裏金で政権を買い、兵器を売って金儲け。こんな政権は変えよう。（石川）