冒頭に、「・・・メディアでは、けっして触れてはいけない「タブー」が３つ存在した。
（1）ジャニーズの性加害
（2）財務省のカルト的財政緊縮主義
（3）日本航空１２３便の墜落事件
この３つに関しては、関係者の多くが知っているにもかかわらず、本当のことを言ったら、瞬時にメディアに出られなくなるというオキテが存在する。・・・下手をすると、逮捕され、裁判でも負ける。」と書いています。
（1）は、２０２３年３月にイギリスのＢＢＣが放送し、性被害者が告発を行い、国連人権理事会も動いて、急展開の解決に向かいました。
（2）は、森永卓郎『ザイム真理教』（三五館シンシャ・23年６月）が出版され、コロナ禍で世界の各国が消費税を下げているのに、なぜ日本は「消費税減税」を拒否するのか、財務省の問題が余すところなく明らかにされました。
（3）は、すでに青山透子氏が『日航１２３便 墜落の新事実』（河出書房新社２０１７年７月）を書き、５冊の著書を出し、「社会がひっくり返るような問題」であるにも関わらず、今日までマスコミは無視してきました。
１９８５年の事故
日本航空１２３便の墜落事件は、１９８５年８月12日、大阪・伊丹空港に向けて羽田を飛び立った日航１２３便が、御巣鷹山に墜落し、乗客乗員５２４人中５２０人が死亡するという、いまだに単独機としては世界最大の航空機事故です。
事故の原因は、機体後部にある圧力隔壁が破損したことにあるとされています。
機体は過去に伊丹空港で尻餅事故を起こし、その時に破損した圧力隔壁をボーイング社が修理した際に、十分な強度を持たない誤った方法で行ったため、それが破損につながったというのが公式見解とされています。
事故原因の真相
この事故原因には、さまざまな疑念が持たれてきました。
●圧力隔壁説は、高度７３００㍍では機内の空気が吹き出し、客室内の人も荷物も無事でないはずだが、そのようなことは起きていなかった。
●１２３便は、尾翼の一部を除いて、機体が無事だった。
●航空事故調査報告書では、尾翼に何かが追突した可能性が高いことを認めていた。
●オレンジ色の飛翔体が１２３便に向かって飛んでいる写真が見つかった。
その飛翔体は、自衛隊の88式地対艦誘導弾の可能性があり、当時開発中で爆薬は搭載されていないミサイルで、色がオレンジ色。
また無人標的機も訓練で使うためオレンジ色で、洋上で自衛隊が民間機に誤って「攻撃」を加えた可能性。
●機体後部で爆発直後に、羽田空港に戻る進路を変えたが、米軍横田基地に着陸目標を変更し、横田基地を目前にして、着陸を断念し、突然進路を海側ではなく山側に変えた「謎」。
もし、１２３便が無事に着陸したら、本当は何が起きたのか、完全にわかってしまう。
●墜落のわずか２時間後に、現場上空に米軍ヘリが到着し、空からの救出が始まろうとしていた時に、横田基地から退去命令が来て、米軍は救出作業が出来なかった。
●機体は内陸部でレーダーに捉えられ、事故の目撃情報の通報があったのに、政府は墜落場所がわからないと言い続け、墜落現場が特定されたのが、事故後10時間も経ってから。
●墜落直前の１２３便を、２機の自衛隊のファントム機が追尾していた複数の目撃証言と、当時の小学生や中学生の文集のなかにも目撃の記述がある。
●墜落現場で、第４エンジンだけが主翼から外れ、粉々になって広範囲に散乱し、墜落直前に「第４エンジン」がミサイルで「撃墜」された疑い。
●墜落現場で遺体が完全に炭化し、検視した医師は「まるで２度焼きしたようだ」との証言。
ガソリンとタールをまぜたような強い異臭は、航空機のジェット燃料にはなく、自衛隊が使う火炎放射機による証拠隠滅の可能性。
日航１２３便の遺物からベンゼンが検出され、航空燃料にはベンゼンは含まれず、ガソリンには含まれ、遺物を溶かしたのは航空燃料ではなく、火炎放射機の燃料の可能性。
●正否を検証するたった一つの方法は、ボイスレコーダーとフライトレコーダー。
その開示を求める遺族の請求は、２０２２年10月13日に東京地裁は棄却。23年６月１日に２審も棄却で、開示は拒否。
日本経済の墜落
森永氏は、事故の41日後の「プラザ合意」で、日本経済に致命的な決定（超円高）がされ、ほぼ１年後に日米半導体協定で、日本の半導体産業の凋落が決まり、89年からの日米構造協議で、日本の市場開放と対米全面服従になったと述べ、
１２３便の墜落原因を、ボーイング社に泥をかぶってもらい、アメリカに口裏を合わせてもらい、真相を隠ぺいし続けてきた事が、対米従属と日本経済墜落の真相と述べていますが、どうでしょうか。
