「基壇はほぼ４ｍ四方、石碑の高さは４・５ｍほど。周りを石組で締め、同時に石柱を金具で繋ぎ、堂々たるものである」と。
その後、かつて旧藤島町在住の頃、町内会での飲み友だちであった北山石材店と、東田川文化記念館職員の渡部隆志両君に、石質と測量図を依頼した。
予想以上に早く結果が送付されてきた。
まず、石碑本体は、高さ右端最長２６９㎝、中２６２㎝、左端２６２・５㎝、巾は最下部１３４㎝、最大１３９㎝、篆額下幅１３７㎝、厚さ左端24㎝、右端19㎝である。
畳はほぼ縦１８０㎝、横90㎝で、１６２㎡とされている。
当本体は、大きさは畳の１・５倍の高さ、幅もほぼ１・５倍であるから、均衡がとれた大きさと思われる。
石は仙台石と称され、松島産砂岩である。柔らかく加工しやすいので刻字によい石質で、後世まで保存されるという。
