ＪＡ庄内たがわ臨時総代会

北部・南部エリアに再編

あいさつするＪＡ庄内たがわ 海藤喜久男組合長

　ＪＡ庄内たがわ（海藤喜久男組合長）の臨時総代会が２月20日、いろり火の里なの花ホール（三川町）で開かれました。

　平成元年に建設され、35年が経過した新余目支所は、温泉とプールがあり、劣化が進み、今年度は配管が破裂して、３階以上が使用できなくなりました。

　一方で、農協の財務も厳しさが増していることから、本支所施設の再編の検討を進め、臨時総代会に提案となりました。

　第１号議案の「本支所施設の再編について」は、最終的な再編の考え方は、北部エリアと南部エリアの2つのエリアに分けた施設再編を行う。

　北部エリアは、新余目・立川・藤島・三川、

　南部エリアは、温海・羽黒・櫛引・朝日。

　再編の進め方は、ＪＡの財務や収支の見通し、減損処理等を考慮し、段階的に進める。

　北部支所（仮称）は、新余目と立川を統合し、場所は庄内町廻館とする。

　令和６年７月に新余目を移行し、令和７年２月に立川も移行する。

　職員は、新余目31人と立川23人の合計54人から、約16人が減員の見込み。

　南部支所（仮称）は、令和７年４月に櫛引支所と朝日支所を統合するが、朝日出張所（営農課・管理金融課）を残し、南部で８人の減員の見込み。

　第２号議案の「固定資産の取得について」は、庄内町廻館の北部支所（仮称）の新設と用地取得で、概算事業費は建物２億７０８８万円、用地１３００万円。

　第３号議案の「固定資産の処分について」は、三川麦センター施設の解体処分で、概算事業費５１７４万円。

　いずれも実出席総代の反対はなく（書面反対６、３号議案７）、可決承認されました。