きびちょ

刷新は自民の体質

民報藤島2024年01月21日第1431号

 自民党が政治刷新本部を立ち上げたが、名前が可笑しいですよ。政治を刷新するというなら、憲法の上に安保を置き、アメリカと財界のいう事を聞き、働く者の賃金を押さえて儲けを増やしている、今の資本主義の政治を変えることでショ。

▲今の資本主義のままでも簡単に変えられるのは、毎年増える軍事費を福祉に回すこと。併せて、溜まりに溜まっても増える内部留保の一部を吐き出して、全国一律最低賃金にして働く者の賃金を上げ、暮らし易い社会にすれば、子どもも増えるんじゃないの。

▲でも、今問題になっているのは、裏金で政治を汚してきた自民党を変えることなんだ。パーティー券で集めた金の使い方の真相を明らかにして国民に謝って、一度政権から降りて身を清める事だナ。だから、政治を刷新することではなく、自民党のタカリの体質を変えることなんだ。即ち、大手術で財界との癒着を断ちきること。パーティー券など企業からの金を断つことなんだが、やれるかナ~。本部は頑張れや。

▲金はアベ組だけでなく、自民全体で、毎年余る程財界にタカって来たんだ。時効になったものを足すと億を超すのも何人もいたんじゃないの?裏金を使った議員にはもう議員を辞めてもらおう。

▲しかし、今度も政治資金規正法の改正を持ち出し、自分らの悪さを法律が悪いからと、国民の目を惑わそうとするんじゃないですかナ。今度は騙されね~ぞ。財界が政治屋に金を出して政治を汚してきたのだから。(石川)


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