５年前の前回調査時（18年）の２０４５年までの数値を比較すると、庄内５市町では三川町だけが改善（６０８人→７１２人）しており、鶴岡市は７２７６人から６９３８人に減少傾向が進み、「歪み」が改善されていません。
鶴岡市の「歪み」の最大の要因は、複式学級の解消を目的に、学校統廃合を一気に進めたことにありました。
学校統廃合で通学に不便になった所に、子どもはいなくなります。
長期にわたって人口減少と少子化が進む社会にあって、少子化にアクセルを踏む施策は、絶対に取ってはいけません。
少子化だからこそ、一人ひとりの多様な個性の尊重、少人数による協同的な学び、地域に根ざした学校づくりが大切になります。
鶴岡市は給食発祥の地として、理想的な「自校直営方式」に転換し、日本一おいしい給食を実現すれば、劇的に子育て世代に選ばれるまちになるのは確実です。
