市農業委員会第１回総会開く

会長に石塚治己氏(三瀬)を新任

　鶴岡市農業委員会（委員20人）は、改選に伴う第１回総会を11月26日、藤島庁舎で開き、会長に石塚治己氏(62・三瀬)、会長職務代理者に工藤久子氏（64・藤島）をそれぞれ新任しました。

　総会では、「農地利用最適化推進委員」31人を委嘱しました。

公選制から任命制へ

　農業委員会は、農地の売買や貸借の許可、農地転用への意見具申、遊休農地の調査・指導などを中心に、農地についての事務を行う行政委員会として市町村に設置されています。

　任期は３年。

　平成27年（２０１５）に農業委員会法の「改正」で、公選制の廃止と、市町村長による任命制が導入され、今回が３期目です。

　農業委員の過半数は、原則として認定農業者とされ、「利害関係を有しない者」（中立委員）を１人以上含めるとされています。

　また、主に合議体としての意思決定を行う農業委員とは別に、担当区域における農地等の利用の最適化の推進のための現場活動を行う「農地利用最適化推進委員」が設置されています。

　農地部会は、東部（藤島、羽黒、櫛引、朝日）と、西部（鶴岡、温海）の２部会を設置。

　専門委員会は、「担い手専門委員会」と、「食育・地産地消専門委員会」に変わり「農業振興専門委員会」が設置され、「広報編集委員会」は広報誌「もっしぇのー」を発行しています。