ＪＡ庄内たがわ米穀課によると、令和５年産米の検査結果が最終段階に近づき、11月18日現在で、１等米比率が20・５％と、過去最低の見込みとなりました。
かつて経験したことのない数値です。
品種別では、雪若丸が最も高く86・２％、次いでひとめぼれが38・７％です。
最も低かったのは、新潟県同様にコシヒカリが０・６％、主力品種のはえぬきは８・９％で、つや姫はそれより低く６・３％でした。
支所別では、温海が55・４％で最も高く、次いで朝日49・８％、藤島21・７％。最も低かったのは立川の13・７％でした。
令和５年産米は、夏季の記録的な高温により、白米未熟粒が多発し、高温耐性の弱い品種が大きな影響を受けました。
