加藤鮎子衆院議員の政治資金疑惑

　岸田改造内閣でこども政策担当相に就任した自民党の加藤鮎子衆院議員の資金管理団体「加藤鮎子地域政策研究会」が、２０２１年に同氏の関連政治団体から１回の政治資金パーティーで２５０万円の支払いを受けていたことが判明し、寄付に訂正しました。

　政治資金規正法は、同一の個人、団体がパーティー１回あたりに購入できる金額は１５０万円以下と定めています。

　政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之神戸学院大学教授は、規正法違反の疑いで13日に山形地検に告発状を送付しています。

　また鶴岡市にある事務所の家賃を、自身が代表を務める資金管理団体が、毎月15万円を実母に支出していました。

　家賃が相場価格より高額な場合、差額が公職選挙法が禁止する寄付に当たる可能性があるとされます。