ＪＡ全農山形は８日、令和５年産米の概算金（１等米60㌔）を決定。
これを受け、ＪＡ庄内たがわでは、ＪＡ全農概算金から、米販売手数料と検査手数料等を控除し、生産者概算金を発表しました。
昨年比で「雪若丸」と「はえぬき」は１１００円引き上げ、「つや姫」は据え置きとしました。
ＪＡ庄内たがわでは、全農の概算金から控除する手数料を、５００円から６００円に引き上げたため、ＪＡ鶴岡など他農協より概算金が１００円低くなりました。
ＪＡ庄内たがわは、農協直接販売米の手数料引き上げで、農直米の販売強化とその必要経費を確保し、農家所得の増大を目指すとしています。
ＪＡ庄内たがわの農直米は、全体の約５割を占め、全農委託販売と比べ、約３００円高で取引を実現しているとのことです。
概算金は、秋田県が１０００円増（９／８）、宮城県が１２００円増（９／８）、福島県が１３００円～１９００円増（９／11）、岩手県が１４００円増（９／12）ですが、一方、新潟県は高価格帯苦戦で２００円増（８／24）です。
