当期損失金初めて
２０２２（令和４）年度の事業総利益は29億４４３１万２千円（前年度29億０５７９万７千円）、事業管理費は27億７５１６万３千円（同28億１８２１万７千円）で、事業利益は１億６９１４万９千円となり、前年度８７５７万９千円から８１５７万円増加。事業外収支を合わせた経常利益は３億２８３７万５千円（前年度２億５９６０万４千円）です。
特別損益と税引後の当期剰余金は△２億６１８５万５千円（前年度１億９９６２万２千円）で、損失金計上は合併後初めてです。
当期赤字の主な要因は、「減損損失」５億４１５９万８千円を計上したことです。
うち、大きなものとして、新余目支所は、イグゼあまるめの撤退に加え、今後の活用に見込みがないため、事務所以外が遊休資産となったとしています。
処分可能見込価額で評価し、簿価との差額４億９１６７万６千円を減損損失として計上しました。
リスク管理積立金６億５千万円から３億５０００万円を取り崩し、土地再評価差額金４２５４万８千円を充当し、当期未処分剰余金は2億９５１６万４千円（前年度３億６４４７万１千円）としました。
利益準備金は行わず（前年度１億円）、任意積立金として新規に農業振興積立金１億５千万円を積み立て、配当は無く、次期繰越剰余金を１億４５１６万４６２１円（前年度１億６４４７万１１７８円）にします。
子会社
(株)あいとサービス（代表取締役社長・五十嵐常勝）は、売上高48億２２９９万円（前年度48億４０４２万円）、経常利益１億２１０６万１千円（同１億１２４５万３千円）、当期純利益７８９８万５千円（同７２００万５千円）を計上。２０１４（平成26）年８月１日に設立された１００％出資の子会社です。
60％出資の子会社の羽黒・のうきょう食品加工(有)（代表取締役社長・菅原勝）は、売上高６億２４８０万８千円（前年度６億３８４０万３千円）、経常利益２４５万４千円（同△８９７万１千円）、当期純利益１９８万４千円（同△９９４万３千円）です。
