. 朝鮮戦争は１９５０年６月25日、北朝鮮が南朝鮮に攻め込み、１９５３年７月まで朝鮮全土が戦場となった。
この頃の日本は、アメリカを盟主とする国々とだけの講和条約、その６条で、本土のどこにでもアメリカ軍基地設置を許す安保条約に、吉田総理全権だけで調印、翌１９５２年４月発効し、反共戦略に深く組み込まれ、その破棄が今日の歴史的課題になっている。
またアメリカ占領軍指示(マッカーサー指示)で警察予備隊(自衛隊の前身：バズーカ砲訓練：写真)を発足させ再軍備の道を進む。
この道を許さない日本共産党を戦前のように活動停止にするため、党幹部公職追放、「アカハタ」発刊停止、レッドパージを民間・官公庁に拡大等、反対勢力を暴力で押えた。
しかし国民は黙っていなかった。
ストックホルム・アピール平和署名運動を基盤に、今日に続く平和・民主の多様な国民運動がはじまった。
原水爆禁止運動、１９５５年８月第１回原水爆禁止世界大会が開催された(小生：文京区代表団員)。(つづく)
