１９７９年（昭和51）３期目の立候補である。定数26議席を28人で争う厳しい選挙となった。
開票会場には約１０００人の町民が詰めかけ、開票速報に一喜一憂していた。
南間汚職事件で逮捕された議員はみな落選した。
開票は時間ごとに他の候補に離され、今回私は落選かと思い、公民館のテーブルの下に隠れたことが、今でも記憶に残っている。
最終発表を聞き、公民館に駆け込んだ集落の人々が、興奮しながら「トップ当選だ！」と喜びを爆発させたのである。
今回は９回目の統一地方選挙の余目町議選挙だった。過去最多得票は（故）斎藤道雄氏６４０票だったが、勇一議員は６４２票で２票も上回った。
たくさんの人々が公民館に集まり、盛大な祝勝会になり、花束をいただき、胴上げをして貰った。全11回の選挙戦で忘れられない光景であった。
選挙戦を振り返ると、（１）１９７５年12月議会。「スクールバスでの幼児送迎について」をアンケートに基づいて質問した。
児童館保護者会の会長を務めていたので、役員と一緒に町長交渉し、来春３台を購入し実施すると約束。保護者や関係者から大変喜ばれた。
（２）跡集落８戸の高圧線鉄塔の土地占用料の未払い分、過去10数年分を支払わせた。
なお、年間で鉄塔１本３５０円、支柱２７０円で、１本計６２０円、15年とすると９万３０００円となる。
