きびちょ

簡裁に行ってきた

　山形の簡易裁判所から、５月26日午前11時に出頭せよ、との命令が届いたので、その日に行ってきた。

▲事故は去年の９月２日、バイクで尺八の稽古に行く９時15分頃に起きたんだ。鶴岡市にある三條物産の車が、丁字路で一時停止しないで、直進している俺の前輪に「追突」し、俺は吹っ飛んだのだ。

▲バイクは、前輪がパンクし両側のミラーと前籠がダメになったが、俺は吹っ飛ばされたのに、神仏の御加護により俺の体にはかすり傷の一つもなかったのだ。

▲追突してきた車がヨ。どこが傷か分からない傷を治すのに金が掛るから、俺に金を出せ。その金額を決めるために車の持ち主・山形にある三條物産の本社が、山形地方簡易裁判所に訴えを出した結果が、俺が被告にされた訳。

▲退職してから乗ったのだから20年になるバイク歴。年寄りがトコトコ走るんだから・自分さえ気を付けていれば、と任意保険に入っていなかったんだ。保険に入っていれば被告にはならずに済んだものだが、お陰で裁判というものを経験させてもらった次第だ。

▲出頭命令には訴状と、それに対する被告の「言い分」や示談に対する考え方を書いて出せと用紙が入っていて、出頭日の１週間前まで出すように・とある。俺は「言い分」に「いいぶん」とカナをふって10日前に届けた。

▲時間に遅れてはならじと、早くに家をでたものだから、10時ちょっと過ぎに裁判所についた。暇つぶしにゲームをしていたら、若者が俺の前を行き来するんだッケ。以下次号（石川）