『幸夫さんを偲ぶ』文集に、勇一が寄稿したものを紹介する。
寄稿文の前に一言。勇一議員の初当選を誰よりも喜んだのは、佐藤幸夫さん（２００８年逝去83歳）であろう。
１９５５年(昭和30)、ご自身も31歳でトップ当選し、初の共産党余目町議、いや庄内初の共産党議員であった。
勇一議員の初当選にあたって、分けて掲載する。
冒頭は既述したので割愛させて戴く。
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私の家に月１回ほど集まって、最上川砂利採集や、道路等の工事の話合いをしていた。
そのとき母は「アカハタ」を見ていた。
共産党の幸夫さんや友喜さんは、失対（失業対策事業）の人々の面倒をよくみていた。
１９６５年、国の事業になったと、幸夫さんからよく聞かされた。
私は、幸夫さんの生き方やその家庭を鏡にして育ち、私の生活全般の相談役で「わたしの父親」だった。
私は、幸夫さんの指導を受けながら、次の教えをもとに議会活動に徹してきた。
①町民要求は、すべて憲法・地方自治法・町条例と規則に関係するので、よく勉強すること。
②町財政に強い議員になること。
③清潔で公平、疑惑や不正のない町政を目指すこと。
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勇一は幸夫さんの教えを貫き、議会で数々の問題を追求し、マスコミで報道されたことも多々あった。（つづく）
佐藤幸夫さんを偲ぶ会の案内（2009年6月）
