きびちょ

冬季五輪に思う事

　冬季五輪が４日、北京で始まった。世界的にコロナが大発生している中で、習近平さんとバッハさんが強行した感じ。コロナは先の五輪とは違い厳重に排除されているようだ。選手にはコロナの心配なく、実力が十分発揮される事を期待したい。

▲開会されてこの方、北朝鮮の飛翔物もなく、ウクライナや台湾での嫌な動きのニュースもない。正に五輪は平和の式典と呼べるものだろう。開催中はもとより、終わってもこのままの日常が続くことを願いたいものだ。

▲開催国中国が、新疆(しんきょう)ウイグル人の人権を侵害しているから、五輪憲章に反しているとして、中国が開催する事に反対する声が大きかったが、日本・米国などは、開会式に政府の用人を送らない「外交ボイコット」とする事での参加となった。

▲人権侵害を否定してきた中国は、開会式の最終聖火ランナーに新疆ウイグル人の選手の女性を送ったが、これはごまかしの手だと、抗議のデモもテレビにあったから、のちの彼女の生活が平和であって欲しいと思う。

▲五輪は、「参加することに意義がある」とは誰でも知っている事なんだが、どこを見てもどうもメダルの期待の声が多すぎないですかネー。当然代表で出ていくんだから、選手本人がその責任を感じているんだからサ。期待を重く感じさせるようでは、実力発揮に邪魔になるんじゃないの。

▲大会１号の銅メダルと金メダルが出た。入賞だってみな素晴らしい成果なんだが、金ばかりが尊重される報道に見えて。（石川）