除雪対策費８億４６００万円を専決処分

２年連続の大雪か

　鶴岡市は11日、除排雪経費の増加に対応するため、市長専決処分で、除雪対策費８億４６００万円を追加・補正しました。

　当初予算は５億６２８１万８千円で、補正後は14億８８１万８千円になります。

　市長専決処分は、25日予定の市議会臨時会に報告され、承認が求められます。

　合併後、市の除雪対策費の決算では、２０１７（平成29）年度の19億８９５５万円が最高で、次いで20（令和２）年度が18億８１２８万円でした。

■朝日に豪雪対策本部

　朝日地域では１月４日、大網の観測地点で積雪量が１４０㎝となり、今後も降雪が予想されることから、豪雪対策本部が設置されました。

　豪雪対策本部の設置は、本所の観測地点（鶴岡公園）が70㎝、大網で１５０㎝、温海川で１５０㎝で、道路事情が悪化し、引き続き降雪が多量に見込まれる場合を基準としています。