きびちょ
愚策の10万円
民報藤島2021年11月21日第1325号
選挙の公約が理屈に合わなかったんだナ。だから10万円くれると言われても、世論調査では適切と思う人が、19・3%しかいなかったんだ。逆に給付すべきでないと言う人が19・8%と多かったとの報道だゼ。従って、10万円給付は公約とは見ていなかったカモ。
▲公明党は、いつかもこの手で次の選挙に水を引いた事がアッタッケが、今回は墓穴を掘ったかな。それが分からず自民党は、早々と実施することにしたが、何故18歳以下が対象なのか。これも天下の愚策という事に。自公が一緒になって国民から嫌われる事をやってきたが、原資は税金だヨ。
▲ばらまきと言われないように、所得制限をするんだと。それを年収960万円にしたんだが、世論は額が大きすぎるのと、世帯主の所得に批判が。しかし、所得制限を収入金額でするとはどういう事?給与や年金ならば収入金額で所得は公平になるが、事業の場合は収入で決めるのは不公平だろうが。農業なんかは、収入の大部分が経費なんだからサ。
▲それにしても、目的・狙いは何なんダヤ。景気対策?それとも子育て支援?半分が現金で残りがクーポン券というのも、解らないことをするじゃないの。ま・子どものいない我が家には関係ないお金だが。
▲今、コロナの発生が減っても、非正規やシングルの親と、バイトが無い学生など、食べるのに苦労しているとの報道だし。学業が続けられない学生も。また、休むに休めなかった医療従事者や医療機関には、何もなしか、この政権は。(石川)