きびちょ

社会主義に非ず

　一度は行きたいと思っていた香港で、りんご日報と言う新聞が廃刊になったと先頃の報道だ。新聞がなくなったという事は、報道・言論の自由と国民の知る権利が無くなった事になると思うが。

▲廃刊になった訳は、国の圧力。つまり国が発行出来ないようにしたんだネ～。代表者をしょっ引くと共に金を使えないようにした事と、新聞の用紙・つまり紙が手に入らないようにしたんだ。

▲日本にも、つい70年位前に同じ事があったんだって。戦中で紙が少なかった事もあったと言っているが、実は言論統制だったんだ。香港で廃刊になった新聞のように、政府を批判する新聞社には新聞になる紙が手に入らなくて廃刊だ。大新聞も大本営発表ばかりで、負けを勝ったとウソを知らせていたんだト。

▲香港では、自分らの意思表明であるデモ行動が禁じられた。デモを押さえるため、デモ参加者より多い数の警察官が待っていると見えるテレビ画面も。これは、香港に対しての中国の法律。国の批判は許さないと言う、香港国家安全維持法という法律のせいだ。

▲戦前の日本に同じような名前と働きをした治安維持法というヤツが。これは、戦争に関する一切のウワサも許さないというもので、隣組制で相互監視をさせながら、特別高等警察・いわゆる特高が何かと因縁をつけてはしょっ引いたんだ。ご存じの小林多喜二を、逮捕した日に殺している。

▲香港に自由がないと世界中が批判。日本共産党は、社会主義に非ず・と批判。（石川）