きびちょ

非現実はどっち

　いよいよ近くなったゼー。五輪の事でなくって都議選の事よ。都議選での争点に五輪の中止を掲げる日本共産党の声が、公明党には耳障りになってきたんだろーナー。山口代表が中央幹事会で、「五輪の中止を叫んでいる政党もあるが、極めて非現実的な主張で、国民の不安をあおりかねない」と申したとか。

▲実際は、国民の不安の声を聞かないで五輪を開こうとするのが非現実的な事でしょうヨ。それを隠したいからそう言うんで、もう五輪の開催が争点になっているという事だデ。

▲しかも、こうも言ったという報道だ。「感染を防止し、安心な開催を具体的にどうするかが問われている」と。そうなんだヨ。問われているんだヨ。安全安心を言うだけの首相から、具体的にこうだから安全安心なんだという事を、与党の代表として聞いて見ろってんだ。それがはっきりしないから国民の不安が増すばかりなんだし、尾身さんは「今の状況での開催はない」と明言しているんですヨ。

▲下げ止まりを言われていた感染者数は、増える傾向になってきていませんか。インド型の拡大によっては、７月の前半・あるいは五輪開催中に緊急事態宣言の必要が心配されている。これを非現実的と攻撃する政党は、現実が見えなくなっているとしか思えないゼ。

▲水際対策って、入国者の待機日数は何日なんだヤ。ＧＰＳで動きを管理するってか。外国からの皆さんは深夜のお酒もいいってかい。プロの話を聞かず、コロナが蔓延したら公明党にも責任が。（石川）