きびちょ

失礼にも程が

　偉いじゃないですか。それは、その道の専門家がこの先を心配して発言しているのに対しての大臣の言い草だヨ。五輪開催一途の総理への忖度？ゴリハラ？

▲この表現が正しくないかもしれないが、曰く「別の地平から見ているんじゃないの」・曰く「自由研究の発表」。こんな事を言っていたじゃないですか。大臣は偉いから言えるんだろうが、読者の皆さんも感じているように、失礼にも程があると思うゼ。彼の発言を、先日まではありがたく拝聴していた連中だヨ。

▲発言している人は、政府に対して責任を持って意見を発表するコロナ対策諮問機関の責任者・尾身さんなんだから。この方が、このまま五輪を開いたときには、コロナの感染状況と国民の生活がどんな事になるかを心配して、事あるごとに発言しているんだゼ。

▲専門家でなくっても思いますよ。いま以上に人が動き集まれば、コロナが大きく広がるって心配。だからでしょうヨ。パブリックビュウイング（大きな画面で大勢が五輪を観る）とやらは、やりたくないと県知事が言い始めたでしょ。東京さんはどうするのか・な。

▲党首討論で首相は、前の東京五輪の感動を延々と喋っていた。テレビで視ていたこと・をだ。だから今回は、小中高生に現地で見せるんだとサ。過密で校長さん、困っているゼ。

▲この頃の報道では、人流が消えて大型接種が多くなった。何時からか、ＷＨＯが報道から消えた。忖度？。今こそ顔を出さなくっちゃ。平和の祭典の可否を・だゼ。（石川）