バリアは障壁、リーフはサンゴ礁で、バリアリーフは陸地を守るサンゴ礁地帯のこと。生物が作り出した単一の構造物としては世界最大である。
その生物とは微小なサンゴやポリプ等の有機体であり、これらが数十億集まって形成するサンゴ礁は、生物多様性を支える重要な役目を持ち１９８１年世界遺産に登録された。
ここの観光収入は年８４０億円に上り重要な財源ともなっている。
オーストラリアは１９０１年、19世紀以来イギリス植民地から独立した。
面積７６９万km²は日本の20倍ほどであるが、国土はグレートサンディ砂漠等の砂漠を含む低い大地が広がり、起伏が小さな大陸である。
大陸の東側にグレートディバイディング山脈が延び、最高峰は首都キャンベラ(37万人)の南南西のコジアスコ山（ 標高２２２８ｍ）である。
東側は温暖湿潤気候の過ごしやすい気候で、メルボルン(５３１万：１位)・シドニー(５０８万：２位)などの大都市に集中し、２５６５万の人口の大部分は都市に住んでいる。
(キャンベラ市街とグリフィン湖を望む)
