きびちょ
原発は停止しろ
民報藤島2021年04月18日第1296号
やはり強行突破だゼ。反対の声に耳を貸す・政府にはそんな気は元々無いんだヨ。何の事かってカ。原発に溜まった水処理の事サ。
▲ここ1年位で満杯になるって言いながら、責任ある政府も東電も、対策を考えた影も無ければ、あまりにも静かだったではないですか。そして「風評被害」だけは口にしてきたんだ。つまりは、初めから海へ捨てるつもりだったという事でしょう。
▲大変なのは日本という国の信用度だ。アベ首相が、安全だからと言って勝ち取ってきた五輪。そして、ここまで復興したとして開催することにした五輪。現実は、原発は爆発した当時のままなんだゼ。
▲世界が注目していた汚染水を、海にバラまいてオモテナシをしようと言うのだ。ま・当然五輪が終わってから流すんだろうがサ。そんな国が・ってことで、五輪不参加を言う国は出てこないだろうが、お隣の国では以前から注目していたっけが。
▲当然のごとく、流す汚染水は「比較的安全だ」と言うんだが、なんだよ・その比較的とは。何に比べるんだ?薄めて流すらしいが、薄めたって毒の量は変わらないんだゼ。
▲トリチューム以外の毒は、週刊誌などが詳しく教えてくれるだろうが、半減期何十年もというものがあるんだ。事故以来十年間、ようやっと市場に出せるまでに頑張ってきた漁業関係の方々の苦労が、本当のミズのアワになってしまうゼ。
▲水でさえ手に負えない現実。デブリは行き先が無いんだ。電力は足りている。原発は直ちに停止だ。(石川)