民間企業から人材派遣

鶴岡市役所の組織体制見直し

　鶴岡市の令和３年度人事異動が23日内示され、併せて主な組織体制の見直しが示されました。

　①企画部への「デジタル化戦略推進室」の設置等

　企画部に「デジタル化戦略推進室」を新たに設置し、専任の室長及び国の「地域活性化起業人」制度を活用して(株)野村総合研究所のスペシャリスト人材を配置。

　本市と㈱野村総合研究所との連携活動に係る基本合意書に基づき、企画部に「ＳＤＧｓ未来都市戦略アドバイザー」を配置。

　「地域活性化起業人」は、２０１４年度に始めた総務省の地域おこし企業人が、令和３年度から名称変更になったものです。

　「地方公共団体が、３大都市圏に所在する民間企業の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かし、地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事してもらうプログラム」（総務省）とのことです。

　②農林水産部農政課への「担い手育成支援室」の設置等

　農政課長が室長を兼務し、生産振興主幹、循環型農業推進主幹を新たに配置。

　③建設部都市計画課への「鼠ヶ関ＩＣ周辺施設整備推進室」の設置

　建設剖都市計画課に「鼠ヶ関ＩＣ周辺施設整備推進室」を新たに設置し、専任の室長及び国の「地域活性化起業人」制度を活用して㈱ＡＮＡ総合研究所のスペシャリスト人材を配置。

　④朝日庁舎への「庁舎整備対策室」の設置等

　令和６年度改築に合わせ、過疎対策、地域公共交通、中山間地域振興及びデジタル化のヘッドクォーター幾能を整備するため、支所長(兼)企画部地域振興監を置き、「庁舎整備対策室」を新たに設置。

　⑤教育委員会事務局学校教育課への「ＩＣＴ推進係」の設置

　教育委員会事務局学校教育課に「ＩＣＴ推進係」を新たに設置。

　⑥ふるさと納税の推進体制の強化

　総務部総務課に国の「地域活性化起業人」制度を活用して(株)ＡＮＡ総合研究所のスペシャリスト人材を配置。

　⑦酒井家庄内入部４００年記念事業の推進体制の強化

　記念事業が令和４年度に本番の年度を迎えるに当たり職員を増員。

　建設部都市計画課内に「城下のまちづくり推進室」を設置。

　⑧食文化創造都市推進施策に関する連携体制の強化

　食文化創造都市推進課長が農林水産部農林水産物販売推進主幹を兼務。

　⑨温泉施設の運営管理に関する「統括監」等の配置

　長沼温泉ぽっぽの湯、くしびき温泉ゆ～Ｔｏｗｎの運営管理業務を統括する「藤島・櫛引温泉施設統括監」と副統括監を新たに配置。

　⑩荘内看護専門学校の改築・開校の推進体制の強化

　任期付職員の副校長を新たに配置。

　⑪広報・情報発信を統括・推進する「広報官」の配置

　　各部及び各地域庁舎等に「広報官」を新たに配置。