カンボジアと言えば古くはアンコール遺跡、新しくは52番目の核禁条約批准国になり批准に弾みをつけた。しかし１９７０～１９９０年初頭まで内戦が続き、中でもポルポト政権は４年間で数百万人を虐殺した。
このような苦難を経て非同盟・中立の国是で国政を発展させて来た。
批准国となり、ポルポト政権崩壊40周年記念も盛大に祝った。
発効を記念して条約を推進する国や団体がオンラインで会合を開き、およそ20か国の閣僚や大使が参加した。
会合ではペルーとチリの軍縮大使が、条約を批准するための国内手続きが近く完了するとの見通しと、インドネシアやブラジルも批准に向け、議会で手続きが進んでいると説明した。
条約の推進国は、発効が弾みになって参加する国が増えることを期待し、数年以内に１００まで増やすことを目指し、各国への働きかけを続けたいとしている。
なおアジアは、ベトナム・カンボジア・ラオス・タイが批准、ミャンマー・インドネシア・フィリピン・東チモールが署名している。
