コモロ連合は２月21日、核禁条約54番目の批准国になった。どこにあるのか、どんな国なのか皆目知らない。
しかし駅伝のように次々に批准国が出てくるのは気持ちがいい。
アフリカとマダガスカル島の間に位置し、コモロ諸島のグランドコモロ島・アンジュアン島・モヘリ島で構成されているが、本来の生活圏はマヨット島が入り４島なのが自然である。
ところがフランス植民地から１９７５年独立した時、マヨット島はフランス領残留を希望し、今もってフランス領となっている。
しかし、コロモは自国領を主張、国連も支持しているが、フランスは拒否している。
そもそも４島すべてが、自立の気風が強く、独立当初、３島が一国になったが、大統領は各島輪番制の時代もあった。
クーデターなど複雑な経過を経て、21世紀に入ってやっと現在の状況に落ち着いた。
首都モロニ、面積ほぼ２２３５平方㎞(東京都の面積)、人口65万だが増加傾向にある。
現在も近海ではたびたびシーラカンスが捕獲され、これまで２００個体以上が捕獲されている。
シーラカンスは絶滅したと考えられていた。
