きびちょ

法律に従え

　エライ名前のエライ人が、エライ所に手を出してエライ事になっているゼ。これに外から忖度(そんたく)の口を出すからモチャクチャの姿も。

▲事は、日本学術会員の任命の件だ。日を追うごとに真相が明らかになってきているが、往生が悪いゼ。しかも、選ばれると終身年金が貰えるなんてウソまで飛ばしているという。

▲とんでもない内閣ダデ。挨拶に行くのかと思えた台風まで嫌って、近くで直下している始末。この内閣、ショッパナから法律も、数々の国会答弁も無視する無理の強行。政治の私物化の始まりで、戦争への危険も。こんなことまで引き継いだのかと恐ろしいゼ。しかし、自公にはそんな恐ろしさは感じないのか。

▲どうやらこの法律違反の切っ掛けを作ったのは、長く居る官房副長官のようだト。テレビ報道ではこの人、前川元文部事務次官が持って行った人選を、政府に反対する意見を言った事がある人だから別人にするよう指示し、変えさせたと言うんだ。

▲記者会見を見れば、首相は任命して数が問題になったから１０５人を知ったみたいヨ。だから、起案書に日本学術会議の文書の添付があったとしても99人を覚えていたんだ。

▲首相の会見に初めはそんな言葉はなかったんだゼ。何時からか「総合的・俯瞰(ふかん)的」ナンテ意味不明な事をみんなで言い始めたが、後から誰かが社会を誤魔化す為に考え付いた言葉にならないかエ。

▲忖度した起案者の思う方向に政治が進むっていう事。これは怖ろしい事だゼ。彼・警察官僚だってヨ。（石川）