かつて大英帝国として繁栄を誇った。いまはアメリカにとって変われその勢いがない。
面積は74万㎢(日本の倍)、人口２０００万である。
日本政府は福島原発事故以後も世界に原発を輸出し、２０１２年に英国原発会社を買収し、アングルシー島(写真赤)に２基の建設を計画した。
しかし、安全対策など事業費が予定の１・５倍、３兆円にかさみ、英国政府の支援も得られず撤退せざるを得なくなった。
今回の完全撤退は、経済的にも全く不合理なものであることを改めて示すことになった。
国際環境ＮＧＯは、「原発はもはや社会的にも成り立たない。国際社会は脱原発を」、「日本政府や企業はこれ以上、限りある資源を原発に投入することはやめるべきだ」などとの声明を出した。
リトアニアは２０１２年、ベトナムは２０１６年、原発輸入をそれぞれ白紙撤回している。
