短兵急な日帰り温泉施設の改革

　日帰り温泉施設の改革について、市当局は「今年度に庁内検討会議を立ち上げ、素案を11月と来年２月の行革委員会に提出し、３年度に新たな運営方法を決定し、４年度に実施する」計画でいました。

　ところが市議会９月14日の産業建設常任委員会で、「第３セクターの株主総会で（譲渡を）決めてしまえば、１年も２年もかかる話ではない」（小野）、「来年からやる話だと思っていた」（渋谷）などの質疑が出て、急きょ来年度からの変更に迫られました。

　「健康増進施設として市直営でおこなう」、「朝日ぼんぼのように住民の管理運営組合でやる」など意見が出されています。

　合併で疲弊した地域をさらに追い詰める議論で良いのか、むしろ「地域まちづくり未来基金」を使って、新たな活性化を時間をかけて検討できないか。

　コロナ禍の中での短兵急な改革は危険です。