アフリカ大陸から１５００㎞のインド洋上にある１１５の島々からなっている。
最大の島・マヘ島(国土面積４５５㎢の３分１で１５３㎢)に首都ビクトリアがある。
首都に総人口８万６０００人の８割が住んでいる。
18世紀後半からフランス、イギリスの植民地となったが１９７６年独立した。
しかし内政は、１９７８年に一党制宣言をし、以来セーシェル人民進歩党による独裁であったが，１９９１年12月複数政党制導入を決定し現在に至っている。
１党制は中国の影響とも考えられる。民族は、アフリカ・フランス・アジア系だが現在はほぼ単一民族化したと考えられている。
産業は、「インド洋の真珠」といわれ、15万頭いるアルダブラゾウガメ(写真)など、固有の動植物相がよく保存され、リゾート観光が中心で、マグロ、エビなどの漁業が盛んである。
だからアフリカ国内で国民所得は高水準にあり、高校までの就学率は１００％を誇り、２００９年国立セーシェル大学が設立され、大学教育を受けることもできるようになった。
