戦争中、私たち子どもも盛んに歌った軍歌に「ラバウル小唄」がある。「さらばラバウルよ／また来るまでは／しばし別れの涙が浮かぶ(以下略)」という歌詞だ。
連戦連勝だった日本軍は連合軍との戦闘で、飢えとマラリアで多くの死者を出し、「ビルマの地獄、死んでも帰れぬニューギニア」と言われる凄惨な状況で撤退・敗北の始まりの象徴で、今も撃沈された戦艦や撃墜された航空機の残骸(写真)がある。
南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の島々、ブーゲンビル島、ニューブリテン島など６００ほどの島々で成り立っている島嶼(とうしよ)国で、立憲君主制である。
面積は46万㎢で、日本よりやや広く人口は８２５万人。
１９７５年、いろいろな困難を乗り越え独立した。
