きびちょ

歴史上初の延期

民報藤島2020年04月05日第1244号


 責任も権限も無いんだし、手伝うことも出来ないんだから、気にすることもないんだけれども、なんとなくゆっくりした気分。と言うのは、五輪の延期が決まったからです。

▲延期しても俺なんかには想像もつかないご苦労があるんだろうが、世界的にコロナが下火にならない状況では、早く決断すべきだと思っていたんです。

▲しかし、ギリギリの決定でしたネー。明日にも聖火リレーが始まるという日だったからサ。始まったら止められメーが。びっくりしたのは明日にも走ると準備をしていた方々でしょう。残念ながら来年まで持ち越しだゾ。聖火リレーを見る俺たちもそうだが、それまでお互い元気でいることにしようゼ。

▲ところで終わったことなんだが、オリンピックの聖地から運んでくる聖火が何故、戦争の為の基地に降りるんだい。復興と銘打った大会だから、そこに近い所というなら、基地でなくってもあるでしょうヤ。しかも、復興したと言っても、まだまだ住民は帰ってきてないし、出発点は五輪利用の政治的なパフォーマンスじゃないの。

▲マー・もう一年ほどあるわけだから復興を世界に見せたいんなら、政治の力で元の生業が成り立つようにすることですな。元の住人が一杯帰ってきて、賑やかなそんなリレーを俺は見たいですヨ。

▲麻生大臣・この五輪が40年ごとに来る「呪われたオリンピック」の年なんだと言っていたがサ、首相がウソこいで取ってきたから・とならないように願いたいですナ。(石川)


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