きびちょ
桜とカジノ国会
民報藤島2020年02月02日第1235号
国会が始まった。首相が所信表明演説をした。出だしは、64年前の東京五輪の最終ランナーの話からだった。随分多いと思って視ていたが、40分程の話に、五輪とパラ大会が19回も入っていたという。それが口は滑らかで耳障りはいいんだが。
▲共産党の志位委員長が言っていたとテレビに出ていたが、正に「桜のサの字」も「カジノのカの字」も無かった。歳をこして国民が忘れたとでも思っていたんだろうか。バカにするな・と言おうゼ。
▲桜を見る会では、自民党への買収ばかりか、首相選挙に地方議員の票稼ぎをしたとは、悪知恵が働くもんだヨ・全く。これが俺たちの税金を使っての行事だゼ。許せネー。
▲方や・彼の目玉政策の一つ、リゾートに絡んでの汚職事件だ。あんなに否定していた元担当副大臣が、ワイロを貰ったとして逮捕されたんだが、任命責任にさえふれなかった。
▲ほかに任命責任で首相を辞めなければならない程の者たちがいる。つまり、罪を認め辞任した・先の法務大臣と経産大臣だ。罪が明確で直ちにクビ物なんだが、首相としても総裁としても、一言もない。
▲検察は法務大臣にガサ入れをしたが、それだけ。これで彼らは、国会が閉まる6月17日まで逮捕されることは無い。だから臆面もなく出て来たんだろ。
▲しかし、卑怯だゼ。説明責任を果たすと言いながら、2ヶ月以上も雲隠れし、600万円を超える歳費と賞与は貰っていたんだから許せネー。こんな者は選挙で落とせー。出してくるなー。(石川)