同校跡地を活用し、長沼地区地域活動センターの移転改修工事が完成し、18日に開所式が行われました。
■学び舎の面影残る
開所式では長沼神楽舞で幕開け。皆川治鶴岡市長のあいさつの後、板垣久喜・長沼地区自治振興会長が「記憶に残るオリンピックの年に開所し、令和と共に進むセンターだ。完成がゴールではなく、むしろスタートだ。交流の核にしていきたい。学び舎の面影の残るセンターであり、多くの卒業生から参加いただいた」とあいさつを述べました。
その後、小・中・高校生代表を加えてテープカットがおこなわれ、施設内覧の後に祝賀会が催されました。
■楽しいセンターに
祝賀会では、長沼活性化委員会顧問の富樫毅氏が乾杯の音頭で、「施設にキッズルームがあり子ども等の声が聞こえ、調理室があり昔の学校の思い出の〝弁当花見〟がよみがえってほしい。皆で楽しい活動センターにしたい。地域のために何が出来るか、胸に秘めた思いを力にしていただきたい」と述べました。
旧長沼小の伝統であるけん玉が披露され、最後の校長だった成澤和則・広瀬小学校校長が「２階には長小ギャラリーが飾ってあり、小学校の思い出がよみがえる」とスピーチされ、多くの参加者でお祝いされました。
開所式では長沼神楽舞が披露され、小中高生を交えテープカット
２階の歴史資料展示室へ階段を上れば、長沼の年表を辿ることができる（書・板垣隆一氏）
板垣久喜・長沼地区自治振興会長
富樫毅・長沼活性化委員会顧問
弥生会の祝舞（渋谷竹美さん(右)と五十嵐正子さん）
長沼地区の小学生によるけん玉の披露
