藤島剣友会（太田功会長・65人）が７日、藤島武道館（藤島地区地域活動センター内）で総段位３００段達成祝賀会を開催しました。
藤島武道館の床の改修工事も完成し、合わせてお祝いされました。
記念に日本剣道形を丸山厚氏（教士７段・須走）と山口重晴氏（錬士７段・藤岡）とで演武されました。
会員のうち、教士７段が17人、錬士７段が３人、錬士６段が７人と高段位の会員が多く、11月30日現在の会員65人の総段位を合計すると３２０段になります。
剣友会は剣道スポ少の指導を通して子ども達の健全育成に多大な貢献を果たすなどの他、旧藤島町出身の範士８段・榎本正義先生（１９２４～１９７９年）の偉業を称え、藤島剣道大会・榎本正義杯剣道大会を１９８８年から開催し、剣道の世界で尊敬を集めています。
会員は不断から稽古に務め、「生涯剣道」を実践しています。
剣道は「礼に始まり礼に終わる」といった人間形成を重視します。
面や小手に竹刀が当たっても充実した気勢がないと１本にはならず、ガッツポーズは許されません。
３００段達成は一朝一夕にはならず、日本文化に深く根ざした剣道を正しく伝えている藤島剣友会の偉業といえます。
功績表彰された歴代会長と藤中剣道コーチの富樫雄大氏
東北地区体験発表会で優秀賞を受賞した本間大心くん（東栄館道場）と、来賓の皆川治市長（左）
