アメリカ東部、南北に細長い領土と南太平洋のイースター島など多くの離島からなり、面積76㎢(日本の倍)、人口１７８０万人、首都はサンチイアゴである。
イースター島は、本土から４０００㎞離れ、１０００人ほどが住む。モアイ(写真)という人の各部を誇張した石碑が１０００ほどあり世界遺産になっている。
今チリで最大の問題になっているのが新自由主義を基とした憲法改定問題である。
貧富などの格差拡大に怒る抗議行動が、10月始まり25日１００万人行動で最大規模になった。格差拡大の原因となった新自由主義の憲法改定をもとめる抗議である。
新自由主義は、主要産業を国有化し公共事業を広く行う政府をやめ、産業の民営化を進め、規制緩和を行うことで市場活性化を図るという主張である。
それまでの政府の保護で、雇用や社会保障などを守ることの放棄だった。
日本では中曽根内閣が始めた。
日本専売公社、日本電信電話公社、日本国有鉄道の三公社民営化、半官半民の日本航空の完全民営化、小泉内閣も郵政事業と道路四公団を民営化し、また労働者派遣法の規制を緩和し派遣社員が激贈した。
今や新自由主義は貧富の格差を拡大するなど、世界中で市民生活破壊のおおもとになっている。
