きびちょ

悪知恵が見もの

　11月３日号に「大事件でしょうヤ」と書いた桜を見る会は、日を追うにつけ大事件は発展し続けている。税金を使った行事の私物化と政治資金問題だ。

▲関係書類は、保存期間が過ぎたので残っていませんとは、またも行政トップの声。これで首相を守れれば、いい所へ出世出来る事を見ているからネー。

▲吉田茂首相の時代からあった歴史に、傷をつけたばかりか、自分から来年は中止を言い出さねばならなかったんだ。これは、自分がやったことの重大さが分かったからか、それとも、早く幕引きをしたかったからか。多分・後者だろうがヨ。

▲皇族や大使などは例年２０００人程なんだそうな。それに各界に功績のあった人等が呼ばれるんだそうだが、首相の口からはＰＴＡなんていう単語が出ているゼ。等が曲者で、これを悪用したんだ。憲法を読み替えて戦争できる国にしたように、よく悪知恵が働くゼ。しかも、全体で一万人という限度を知りながらだよ。

▲二階幹事長からは、ご苦労されている後援会の人が呼ばれて悪いか・ナンテ言葉もあるようだが、功績とは誰の為の功績なんだ、ということになるネー。開催の目的が分かっているんだろうかノー。

▲同時に問題なのが、５千円の会費を集めたという前夜祭だ。とても５千円じゃ上がらないホテルと御馳走のハズ。この辺の忘年会の会費と同じカヨ。なのに、この収支がどの政治資金報告書にも無いんだとサ。さーどう言い逃れるか、悪知恵が見ものだゼ。（石川）